タイヨー ゴルフ クラブ カジノ（読み）タイヨー ゴルフ クラブ カジノ

昆虫をはじめとした陸上節足動物の幼生の総称。狭義には完全変態昆虫の卵とさなぎの間の時期をさし，不完全変態昆虫の卵と成虫の間の時期は若虫nymphという。英語の対応する語にlarvaがあるが，これはすべての無脊椎動物の幼生および変態をする脊椎動物の成体の前の世代（オタマジャクシなど）の総称であり，タイヨー ゴルフ クラブ カジノのみをさすのではない。

　タイヨー ゴルフ クラブ カジノは多くの場合，食性，生息場所など親タイヨー ゴルフ クラブ カジノ異なる生態的地位を占め，成体集団タイヨー ゴルフ クラブ カジノ競合しないことから，新しい生息環境への侵入と定着に適応した種の分散の機構の一つとも考えうる。昆虫のタイヨー ゴルフ クラブ カジノの一般的な形態は，頭部と後方13環節から成り，頭に近い3環節を胸部（前・中・後胸）と呼び，あとの10環節を腹部という。タイヨー ゴルフ クラブ カジノは3形に大別される。頭部に発達した触角，口器を備え，胸部に3対の跗節（ふせつ）とつめのある肢をもつものをシミ型タイヨー ゴルフ クラブ カジノ（三爪（さんそう）タイヨー ゴルフ クラブ カジノ）と呼び，オサムシ，アリジゴク，トンボなどにみられる。芋虫型タイヨー ゴルフ クラブ カジノは胸脚は必ずあるが，腹脚はときに痕跡程度となるものもあり，これには鱗翅（りんし）目やハバチのタイヨー ゴルフ クラブ カジノが入る。胸・腹脚ともにないものをうじ型タイヨー ゴルフ クラブ カジノといい，ハエ，ハチなどのタイヨー ゴルフ クラブ カジノである。

　タイヨー ゴルフ クラブ カジノの形態はその生息場所や餌の形状に適応している。セミのタイヨー ゴルフ クラブ カジノは土を掘るのに適した前肢を備え，トビケラのタイヨー ゴルフ クラブ カジノは腹端に1対の突起を備え巣に掛けて流されるのを防ぐ。アワフキのタイヨー ゴルフ クラブ カジノは泡状の粘液中にすみ，ハゴロモ類のタイヨー ゴルフ クラブ カジノは蠟状の分泌物で体をおおう。カミキリのタイヨー ゴルフ クラブ カジノは硬い木をかみ砕くためのよく発達した口器のみをもつうじ型タイヨー ゴルフ クラブ カジノである。また多くのタイヨー ゴルフ クラブ カジノは捕食を防ぐために生息場所に擬態したり，保護色になったりする。

　タイヨー ゴルフ クラブ カジノの成長速度は一般にはやく，カイコで10数日の間に約1万倍に， ニクバエでは数日のうちに数千倍の体重となる。一方，成虫になるまで7～8年かけるムカシトンボや地中でのタイヨー ゴルフ クラブ カジノ時代が17年に及ぶアメリカ合衆国のジュウシチネンゼミのような長いタイヨー ゴルフ クラブ カジノ期をもつものもある。

　タイヨー ゴルフ クラブ カジノについては古くから種々の呼び方がある。あおむし（青虫，蒼虫，螟蛉）は鱗翅目タイヨー ゴルフ クラブ カジノのうちの緑色の芋虫（モンシロチョウなど）の総称。芋虫はサトイモの葉を食べるセスジスズメ，ヤマイモの葉を食べるキイロスズメ，サツマイモの葉を食べるエビガラスズメなどスズメガ科のタイヨー ゴルフ クラブ カジノである。このほか体表を毛でおおわれているものを毛虫（毒毛をもつものがある。ドクガ科，イラガ科など），地中にすむコガネムシのタイヨー ゴルフ クラブ カジノを地虫（じむし），カブトムシのタイヨー ゴルフ クラブ カジノをまんじゅう虫，ハエやアブのタイヨー ゴルフ クラブ カジノをうじ虫などと呼び，クリのうじ（クリミガ，クリシギゾウのタイヨー ゴルフ クラブ カジノ），モモのうじ（シンクイガのタイヨー ゴルフ クラブ カジノ）などもある。

　食用，薬用に用いられるタイヨー ゴルフ クラブ カジノも多く，カミキリムシ科のタイヨー ゴルフ クラブ カジノをテッポウムシあるいはトツコムシ（信州）と称し，また水生昆虫をザザムシ（伊那）とかチラムシとか称し食用にするほか，ミツバチのタイヨー ゴルフ クラブ カジノやジバチ（クロスズメバチ）のタイヨー ゴルフ クラブ カジノも食べる。奥州斎川（宮城県白石市斉川）産のマゴタロウムシ（脈翅目，ヘビトンボ科のタイヨー ゴルフ クラブ カジノ）は子どもの疳（かん）の薬として用いられるが，薬効は定かではない。
執筆者： 桜井 勝