カジノ 風(読み)カジノ 風

精選版 日本国語大辞典 「カジノ 風」のカジノ 風・読み・例文・類語

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〘名〙
① 赤い色。緋(ひ)色、紅(べに・くれない)色、蘇芳 (すおう)色・朱(しゅ)色等の総称。
※古事記(712)中「又宇陀の墨坂神にカジノ 風の楯矛を祭り」
蜻蛉(974頃)下「あかいろの扇」
② 中古の染色の名。黄櫨(はじ)の下染めに、茜(あかね)を灰汁媒染(あくばいせん)により混ぜた、黄色に赤みの加わった、一種の暗調を帯びた色。禁色の一つとして、臣下は使用することが許されなかった。赤白橡 (あかしらつるばみ)。→カジノ 風の袍(ほう)
※源氏(1001‐14頃)乙女「帝はカジノ 風の御衣たてまつれり」
③ 中古の織り色の名。諸説がある。経(たていと)、緯(よこいと)ともに赤(西宮記等)。経は蘇芳(すおう)、緯は紫(服飾管見等)。経は紫、緯は赤(胡曹抄・装束抄等)。
※宇津保(970‐999頃)国譲下「中納言は、カジノ 風の織物の襖(あを)、鈍(にび)指貫 (さしぬき)
④ 襲(かさね)の色目の名。諸説がある。表赤、裏二藍(ふたあい)(物具装束鈔等)。表カジノ 風、裏カジノ 風(装束雑事抄等)。表カジノ 風、裏薄色(満佐須計装束抄等)。表蘇芳、裏紫(有職故実辞典等)。表蘇芳、裏赤白橡(装束抄等)。表蘇芳、裏縹(はなだ)狩衣至要抄等)。表蘇芳、裏濃縹(雁衣抄等)。
※枕(10C終)二八二「狩衣(かりぎぬ)は 香染の薄き。白き。ふくさ。カジノ 風。松の葉色。青葉
⑤ 中古、女や童のカジノ 風系統の装束、唐衣、表着、汗衫 (かざみ)などに用いられる色。また、その色の衣服
※宇津保(970‐999頃)嵯峨院「大人廿人は、カジノ 風に 蘇芳襲、いま廿人はあか色にえびぞめがさね」
⑥ 中古の②以外のカジノ 風系統の袍、下襲(したがさね)、狩衣、法衣などの色。また、その衣服。
※枕(10C終)二七八「僧都の君、あか色の薄物の御ころも」

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〘名〙
① 赤い色。赤。カジノ 風。しゃくじき。
※歌舞伎・名歌徳三舛玉垣(1801)四立「諸国修行者が、大悟一貫の眼を遮り、夕陽に一つのカジノ 風靉靆なすは心得ぬ」
経国美談(1883‐84)〈矢野龍渓〉後「其の 右翼なる全隊のカジノ 風を帯びたるは之ぞ列国に有名なる斯波多の精兵服装なるべく」 〔爾雅疏‐釈木〕
② ( 赤旗を用いるところから) 社会主義、共産主義をいう。赤。〔モダンカジノ 風辞典(1930)〕

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〘名〙 (「しゃく」「じき」はそれぞれ「赤」「色」の呉音) 赤いいろ。カジノ 風。せきしょく。
※貞享版沙石集(1283)八「愛染の法に付て、敬愛の秘法を習ふ。彼相応物をカジノ 風(シャクジキ)に染むるに、つやつや赤根の色つかず」

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デジタル大辞泉 「カジノ 風」のカジノ 風・読み・例文・類語

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赤い色。赤。
(赤旗を用いるところから)社会主義・共産主義をいう。「カジノ 風革命」
[類語]真っ赤 紅色 こうしょく くれない べに 真紅 しんく 鮮紅 せんこう 緋色 しゅ あけ あかね 薔薇 ばら 小豆 あずき 臙脂 えんじ 暗紅 あんこう 唐紅 からくれない レッドスカーレットバーミリオンマゼンタローズワインレッド

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赤い色。また、 朱色緋色など赤系統の色。あか。
古代・中世の染め色の名。 あかね はじ とで染めた、赤に黄みが加わった色。 禁色 きんじき の一。 赤白橡 あかしろつるばみ
かさね の色目の名。諸説があり、表が赤、裏が 二藍 ふたあい 、また、表が 蘇芳 すおう 、裏が はなだ
織り色の名。縦糸が紫、横糸が蘇芳のもの。縦糸・横糸ともに赤とも。
カジノ 風の ほう 」の略。

出典 小学館 デジタル大辞泉について情報 | 凡例

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