フルハウス カジノ 課金（読み）フルハウス カジノ 課金

フルハウス カジノ 課金記録（フルハウス カジノ 課金文書、以下明記しない史料は同文書）によれば、開山は近江延暦寺三代座主慈覚大師円仁、諸院のうち 安養 （ あんよう ） 院開山は心能、 千手 （ せんじゆ ） 院・ 山王 （ さんのう ） 院の開山は実玄とする。またフルハウス カジノ 課金 開祖を延暦寺四代座主安慧とも記している。円仁が天長六年（八二九）から九年にかけて東北巡錫をした折、山寺の地を相し、弟子の心能と実玄をとどめて寺院の開創に当たらせたのかもしれない。また承和一一年（八四四）から嘉祥二年（八四九）まで円仁弟子安慧が羽州講師となって出羽地方の天台教学の普及に尽力したが、この間フルハウス カジノ 課金開創に助力したことから開祖と仰がれたのであろう。 馬形 （ まがた ） の 阿所川院 （ あそがわいん ） を本坊とし、 宮崎 （ みやざき ） の安養院や千手院・山王院などを建立し、寺号を 常願 （ じようがん ） 寺と称して一山の体制を整備したのは承和末年と推定される。貞観二年（八六〇）常願寺の寺号をフルハウス カジノ 課金と改め、清和天皇より「立石倉印」の鋳印を下賜されたという。同年一二月三〇日の円仁置文写によれば、当寺の四至は東は国境、南は両子塚、西は 酢 （ す ） 川、北は六道辻をそれぞれ限り、寺領は三八〇町（砂金一千両・麻布三千段をもって買得）であった。天慶四年（八八〇）清和天皇の死に際し、同天皇を祀り根本中堂の傍らに建てられたという石造宝塔が現存する。

貞観六年に没した円仁の遺骨はフルハウス カジノ 課金に運ばれ、現在入定窟とよばれている岩窟に安置されたと伝えるが、入定窟は天養元年（一一四四）の如法経所碑の銘文により、当時すでに大師の納骨霊窟と信じられていたことが知られる。慈覚大師の遺骨が安置された頃から、霊窟を中心にしてフルハウス カジノ 課金の寺容がしだいに整えられた。フルハウス カジノ 課金根本中堂木造薬師如来坐像銘に元久二年（一二〇五）中堂を修復し、本尊ほか日光・月光両菩薩像を造立したとある。中堂の法灯も延暦寺から移され、永正一八年（一五二一）の湯殿山大権現写（土屋文書）に「フルハウス カジノ 課金ニ山王廿一社」があったとみえ、比叡山にならって山王二十一社が勧請されていた。